ニュース特急便 2016年8月 (4)

尾花沢牛肉まつり
20年目のブランド化
本市の夏の風物詩となった「尾花沢牛肉まつり」。8月15日、徳良湖畔の花笠広場で開催され、県内外から訪れた約1千200人が高級和牛ブランド「雪降り和牛尾花沢」に舌鼓をうちました。
まつりで提供されたのは、市内の畜産農家が丹精こめて育てた最高級品質の黒毛和牛です。計300セット用意されたチケットは、発売から4日で売り切れるほどの盛況ぶりとなりました。
会場では、花笠太鼓の皆さんがオープニングをにぎやかに飾った後、会場の全員で乾杯。用意された炭火でじっくりと肉を焼き、特製の「すいかダレ」で味わえば、自然と笑顔がこぼれます。またこの日は、会場内で尾花沢の米品種「雪きらり」のご飯が販売されたほか、尾花沢すいかの振る舞い等も行われ、来場者は本市の特産品を存分に味わいました。
牛肉まつりは、尾花沢牛のブランド化のため、平成9年から開催されています。当初は徳良湖畔松林で開催されており、来場者も少人数でしたが、その後徐々に規模を拡大。今年で20回目を数えるまでになりました。市では今後もまつりを続けると共に、イメージポスターやホームページの製作や、畜産農家の飼養頭数増加等を通じて、更なるブランド化を進めていきます。

ふるさとで 大人の仲間入り
平成28年度 成人式・はたちのつどい
8月15日、平成28年度の成人式とはたちのつどいが開催されました。今年、新成人となったのは180人。式典では実行委員長の田村誠海さん(三日町)と副委員長の加賀仁美さん(正厳1)が誓いのことばを力強く述べました。


一面のハス畑にようこそ
御所の水公園
市内各所では現在、ハスの花が見頃を迎えています。鶴子地区にある御所の水公園は、同地区内の県道から車で5分ほどの山あいにあり冷たくて美味しい湧き水で有名なほか、約3.5ヘクタールもの面積を誇るハス畑があります。また、転作田を活用したスイレン畑などもあり、涼しげな夏を楽しく過ごすことができます。
(8月12日撮影)

棚田を彩るやわらかな光
明光寺の棚田 ぼんぼり祭り
中島地区の明光寺団地の棚田をペットボトルぼんぼりで彩る「ぼんぼり祭り」が、8月11日、12日に行われました。
県が指定する「やまがたの棚田20選」に選ばれている明光寺の棚田は、平地に比べて不利な農用地の環境保全を目的とする中山間地域等直接支払制度(農林水産省)を活用した景観の維持が行われています。美しい棚田を知ってもらい、地域づくりに役立てようと開催された祭りも5年目を迎えました。
今年はぼんぼりを1,000個に増やして設置したほか、大型シャトルバスで市内外の観光客を送迎するなどして大勢の人で賑わいました。夕暮れを迎え宵闇が棚田を包むと、訪れた人々は、ろうそくの灯りが作りだす幻想的な風景に見入っていました。
(8月12日撮影)