危険な暑さから身を守りましょう！

「熱中症」とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温を調節する機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態のことをいいます。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、救急搬送されたり、場合によっては命を落としてしまったりすることもあります。体調の変化に気をつけるとともに、周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。

 熱中症予防のために

熱中症を防ぐためには、以下のような対策が重要です。

〈室内では〉

・扇風機やエアコンを使い、室温をこまめに調節
・遮光カーテン、すだれ、打ち水を利用

〈屋外では〉

・日傘や帽子の着用
・日陰の利用、こまめな休憩
・気温が高い日は、日中の外出をできるだけ控える

〈体の蓄熱を避けるために〉

・通気性のよい、吸湿性・速乾性のある衣服の着用
・保冷剤、氷、冷たいタオルなどで体を冷やす

〈水分補給〉

・のどが渇いていなくても、こまめな水分補給（☆1時間ごとにコップ1杯が目安）
・たくさん汗をかいたときは塩分補給も忘れずに

「熱中症予防のために」をダウンロードする（PDF：981kB）

 高齢者・子どもの熱中症には特に注意を！

〈高齢者の場合〉
 高齢者は体内の水分が不足しがちで、暑さに対する感覚機能や体の調節機能が低下しています。
周囲にいる高齢者への声かけ、見守りが大切です。

「高齢者のための熱中症対策」をダウンロードする（PDF：3.5MB）

〈子どもの場合〉
 子どもは体温を調節する機能が未発達で、周囲の環境の影響を受けやすいという特徴があります。
子どもの熱中症は周囲の人が、熱中症の危険性と対策への意識が重要です。

「子どもの熱中症対策」をダウンロードする（PDF：979kB）