1

山形県民の食生活を調査したところ、もう少しの減塩、もう一皿の野菜を摂取することで、健康寿命延伸に近づけることがわかってきました。そこで、『食育の日』としていた毎月19日『減塩・野菜の日』とし、「食育」をさらに深めていくことになりました。

減塩・ベジアップの日

減塩・ベジアッププロジェクト

山形県では「減塩・ベジアッププロジェクト」として、減塩・ベジアップ応援企業と協力し、様々な取り組みを実施しています。スーパー等で↓のロゴをみかけたら、キャンペーンの合図です。手に取ってみてくださいね。プロジェクトの詳細をご覧になりたい方はこちら

減塩ロゴベジアップロゴ

『食育』って?

また、「しょくいく」で毎月19日は『食育の日』です。『食育』とは、様々な経験を通じて「食」に関する知識「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できるようにすることをいいます。食育は、子どもたちだけのものではありません。我々大人一人ひとりが「食」について改めて意識を高め、「食」に関して信頼できる情報に基づく適切な判断を行う能力を身に付けることによって、心身の健康を増進する健全な食生活を実践することが重要です。さらに、当たり前のようですが、私たちの食生活が自然の恩恵の上に成り立っていることへの感謝、「食」に関わる人々の様々な活動に支えられていることへの感謝の気持ちを大切にしていきましょう。

どんなことをすればいいの?

毎日なにかとせわしなく、家族そろっての食事が難しい場合もあるかもしれません。そんなときは、週1回だけでも『家族みんなで食卓を囲む日』をつくってみてはいかがでしょうか。「今日はこんなことがあったよ!」「今度こんなイベントがあるんだって!」と会話を楽しみながら食事をすることは、”全員黙り込んでそれぞれ手にしたものに集中している状況”になりがちな現代社会にとって、とても大切な時間です。家族で過ごす”楽しくおいしい食事の時間”は『こころの栄養』となり、人・里への愛着をはぐくむことにもつながります。おしゃべり

 

また、畑で野菜等を作っているおうちでは、野菜の生育を生で見ることができます。ただ見ているだけでは当たり前の風景になってしまいますので、大人の上手な介入により、食べ物のいのちをいただいて生きていること・生かされていることに気付き、自然に感謝するこころをはぐくむことができます。
自然に感謝

 

「うちには畑がない…じゃあ冷蔵庫にある食材でどんな料理ができるか、話し合うのはどうかな?」いいアイディアです!料理について興味を持って自分が好きなメニューにどんな食材・調味料が使われているのか調べたり、調理に興味を持って自分で作ったりする『生きていく力』をはぐくむことができます。調べもの

我が家ではどんなことができるかな?いろいろ考えてみるのもおもしろいのではないでしょうか。素敵な工夫を思いついたら是非、教えてくださいね!