今年の夏は、身にこたえる暑さが続きました。本市でも8月下旬までの1ヶ月間で30度を越えなかった日は3日しかなく、お盆過ぎ頃からやっと朝晩過ごしやすくなったように感じました。

 9月に入り、8日は二十四節季の「白露」です。草や木に白い露がつくようになる時季といわれており、皆さんも秋の気配を見つけてみてはいかがでしょうか。

 さて、尾花沢すいかのトップセールスを7月21日に東京で、7月25日には大阪でおこなってきました。今年のスイカは甘くて、シャリ感もほどよく、生産者が丹精込めて育てたブランドすいかを全国の皆様にしっかりとPRすることができ、大変うれしく思っています。

 また、8月15日には「はたちを祝う会」を開催しました。対象者145名中105名の参加のもと、私からは「この節目を大事にし、新たな希望と決意を胸に力強く歩まれること」をお願いしました。

 そして同じ日に、徳良湖で4年ぶりとなる「尾花沢牛肉まつり」を開催しました。雪降り和牛尾花沢は、市内22の経営体の方々が手塩にかけて育て上げた黒毛和牛。厳しい冬を2度越した肉質は「やわらかい」を通り越して、フワッと粉雪のような口溶け。約800名の参加者に堪能していただきました。

 さて、9月といえばお月見です。十五夜はもともと旧暦の8月15日をさし、今年は9月29日になるようです。この風情溢れる習わしは、平安時代から始まったようで、当日は皆さんと一緒に私も空を見上げてみたいと思います。

(市報おばなざわ9月号掲載)