2024年も1か月が経過しました。元日の夕方に発生した能登半島地震では、本市も震度3を観測しました。最大震度7を記録した石川県を中心に、200名以上の方がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 さて、1月20日は二十四節季の大寒でした。1年で1番寒さが厳しい日といわれ、その後は「三寒四温」という言葉のように、寒い日が3日続くと後の4日は暖かくなり、冬から春へ季節が変わっていくようです。

 しかし、1月22日の本市の積雪は1cmであり、豪雪地の尾花沢では大変珍しい光景となっております。

 さて、1月11日に、NECネッツエスアイ様と包括連携協定を締結させていただきました。本協定は、令和4年度末に策定した「尾花沢市DX推進計画」に基づき、

1、本市が進めている行政手続きのオンライン化などのスマート自治体実現に向けた取り組み

2、統合小学校の建設にあたり、子供たちにとって最適なICT教育環境の構築

3、災害時の行政情報発信について、デジタル技術を活用した仕組みの検討

などの3点を進めていくためのものです。この度の協定締結を機に、スマート自治体実現に向けた取り組みが加速化し、市民サービスの利便性が向上するよう努めてまいります。

 まもなく節分です。節分の行事の由来と言われているのは、古代中国で行われていた行事の一つである「追儺(ついな)」おにやらい、とも呼ばれています。桃の木で作った弓矢で悪鬼を追い払う行事である追儺は、奈良時代に日本へと伝わり、平安時代には宮中行事の一つとして取り入れられました。この追儺と呼ばれる行事の中には、豆うちというものがあり、その名残が豆まきになったと言われているようです。

 ぜひ皆さんと一緒に、「鬼は外、福はうち」と豆まきをしたいと思います。

(市報おばなざわ2月号掲載)