新しい年も、早2か月が過ぎ、ここ尾花沢でも春を迎える時節となりました。今冬の降雪量は極端に少なく、日本気象協会アメダスの観測では、2月20日に積雪量はゼロとなり、ちょうど1年前の同じ日には各地区平均1m50cmあったということに驚かされました。「年間の降雪量はほぼ毎年同じ」という話も聞きますので、今年の夏にまとまった雨が降らないことを祈るばかりです。

 さて、1月31日に、大変うれしいニュースが飛び込んできました。本市ふるさと大使である佐渡ヶ嶽親方の長男、琴ノ若関の大関昇進です。先の初場所では惜しくも準優勝でしたが、13勝2敗の見事な成績と相撲内容が高く評価され、大関に推挙されたようです。3月10日から始まる大阪場所では「琴ノ若関」として最後の場所になるようですので、3月24日の千秋楽までの15日間、悠美館のハイビジョンホールで取組を放送します。一緒に応援しましょう!

 2月13日には、「令和5年度特別交付税に関する要望活動」として、菅野議長と共に上京し、鈴木憲和農林水産副大臣ほか県選出の国会議員および総務省の大沢自治財政局長へ本市の実情をお伝えしてきました。除排雪対策をはじめ子育て支援・少子化対策、地域づくり対策、地方交通対策など、幅広く必要な財源確保に向けて、これからも務めてまいります。

 3月とはいえ、まだまだ寒い日もあろうかと思います。体調管理には留意され、満開の桜の下で開催される徳良湖まつり、そして全国花笠マラソン大会を、皆さんとともに楽しみに待ちたいと思います。

(市報おばなざわ3月号掲載)