今年の3月の天気は寒さがぶり返し、雪が消えた後に5回も積雪を観測するなど、桜の開花を予想するには難しい空模様でした。しかし、4月に入ってからは全国的に夏日に迫る20℃を越える日も多くなり、県内でも桜の開花を耳にするようになりました。

   徳良湖の桜も、この市報が発行される頃には葉桜に姿を変えていることでしょう。

   去る3月2日からの定例会におきましては、議員の皆さまから慎重な審議を賜り、提出議案37件すべて可決していただきましたことに、改めて感謝申し上げます。

   新年度予算につきましては、4月からの市民生活に直結するものとして、総額147億7千万円の予算を編成しました。その中から2つの新規事業をご紹介します。

   まず1つ目が、帯状疱疹予防接種費用助成事業です。これは、帯状疱疹のワクチンを接種することにより重症化を予防し健康の維持増進を図るため、65歳以上の希望者にその費用の一部を助成するものです。

   次は、大相撲尾花沢場所開催事業です。8月11日の日曜日にサルナートで11年ぶりに開催します。先の大阪場所では、本市ゆかりの力士である琴ノ若関が大関昇進後初の場所にも関わらず、みごと10勝5敗と勝ち越しを決めました。今後は、祖父のしこ名を受け継ぎ、大関琴櫻として優勝を目指し、そして横綱として8月11日に尾花沢場所に来ていただけることを願っています。

   新年度の4月1日付で、市役所では人事異動を行いました。市民が主役の業務遂行に全職員一丸となって取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。

                                                                                                                     (市報おばなざわ5月号掲載)