市長コラム(10月)
おばなざわ花笠まつりが終わると、にわかに秋の気配を感じるられるようになると云われます。皆さんはどのように感じたでしょうか?長期予報では、11月頃まで高温が続くとのことですが、今冬の雪を案ずるところです。
さて、秋も深まり市内の風景は、濃い緑のスイカから一転し、真っ白なそばの花が一面に咲き誇っています。そして、その先に視線を移せば黄金色の稲穂が目に映り、実りの秋がが感じられます。
去る8月27日には諏訪神社例大祭が執り行われました。当日は晴天に恵まれ、大勢の市民の皆さんと共に安寧と五穀豊穣を祈願させていただきました。神輿や豊年踊り、囃子屋台、踊り屋台等の行列は、一日がかりで街中を練り歩きました。関係者の皆さんには改めて感謝申し上げます。
また、28日は台風10号の影響により荒天が予想されましたが、1,800名の踊り手の皆様による花笠踊り大パレードが予定どおり行われました。厳しい暑さでしたが笑顔で楽しく踊るダイナミックな笠回しは迫力満点で、観客の皆さまは大いに魅了されたことでしょう。花笠踊り発祥の地、尾花沢を大々的にアピールしていただいたものと大変うれしく思っています。
今後の行事予定ですが、10月12日には「尾花沢もっとまるだし未来まつり」が開催されます。園児や小学生を対象とした大人気の職業体験は29社から協力をいただいており、また、今年は地元尾花沢牛の焼肉の振る舞いも行う予定です。当日はゲストに、ミッチーチェンさんもいらっしゃいますので、みなさん楽しい一日を過ごしていただきたいと思います。
また、10月20日には、「『尾花沢そば』新そばまつり」が花笠の湯で開催されます。4月に地域団体商標として登録された、地元が誇る確かな味の「尾花沢そば」をぜひご堪能ください。
(市報おばなざわ10月号掲載)