市長コラム(7月)
市長コラムを書いている今日は6月18日です。まだ6月というのにニュースでは、最高気温が30℃以上になる真夏日や、35℃以上にもなる猛暑日という言葉が連日のように流れています。ですが、皆さんに市報が渡る頃には、本県も梅雨入りしているのではないでしょうか。鬱陶しい梅雨ではありますが、昨冬の少雪により新鶴子ダムの貯水率が72.3%(6/10現在)となっています。例年この時期は85%ぐらいであり、夏の水不足も心配されますので、ある程度の降雨を期待しているところです。
5月22日に、令和6年度の北村山地区保護司会尾花沢分会総会に参加させていただきました。保護司会は、犯罪や非行をした人たちが再び罪を犯すことがないよう、その立ち直りを地域で支える民間のボランティアです。全国で約4万7千人、市内では11名の方が法務大臣からの委嘱を受け、刑事施設や少年院から社会復帰を果たした方がスムーズに社会生活が営まれるよう日夜活動されています。
日本では、法務省保護局と民間のボランティアとの協働体制のもとで、昭和25年から推進されており、保護司はその中心的な役割を果たしています。市民の皆様が安全安心で、互いに助け支え合うまちづくりを進めるために、保護司会の皆様のお力添えを引き続きお願いいたします。
7月7日は「七夕(たなばた)」です。七夕は織姫と彦星が一年に一度だけ会うことが許された日で、願いが叶う待ちに待った日です。今も幼稚園や保育園では七夕の日が近づくと、色とりどりの短冊に願い事を書いたり、いろんな飾りを笹や竹の葉に飾ったりします。以前は飾りの高さが高ければ高いほど星に願いが届くと考えられ、屋根の上まで高く掲げていたようです。
皆さんは、今年どんな願い事を書かれますか。私は全国各地で頻発している大地震などの災害が起きませんように、と強くお願いしたいと思います。
(市報おばなざわ7月号掲載)