黄金色に実った稲穂も無事に刈り取りが終わり、山々は赤く色づきはじめ、吹く風も冷たく感じられる季節となりました。
   さて、国では健康長寿と共生社会をスローガンに9月を敬老活動月間としており、本市においても各地区で敬老会が開催され、私も多数参加させていただきました。当日は、米寿や喜寿を迎えられた皆様に、市民を代表し賀詞と記念品を贈呈しました。長年にわたり地域の発展と社会繁栄の礎を築いてこられた皆様に心から敬意と感謝の意を表します。これからも、住み慣れた地域で生きがいを持ちながら、安心して暮らせるまちを目指して全力で取り組んでまいります。
   9月27日には、エイジレス・ライフ社会参加活動団体の表彰及び記念品伝達式を行いました。年齢にとらわれず自らの責任と能力において、自由で生き生きとした生活を送ることを実践しているグループ等を表彰し、全国に紹介する国の事業です。今回、西原地区親睦会の皆さまの活動が認められ、内閣府より「社会参加章(全国29団体)」の書状と記念の盾が授与されました。受章された活動内容を紹介しますと、「農地の荒廃による鳥獣被害等の課題解決に向け、かかしの制作を行い、それをきっかけとしたお茶のみ会や防犯活動、健康教室等、多岐にわたる活動を行っている。地区には100体以上のユニークなかかしが設置されており、県内外から見学者が訪れている。「自分たちのことは自分で」を理念に、各々の経験と知恵を出し合いながら地域の活性化に貢献している。」と評されております。
   これからも、活動の輪を広げ、楽しく元気にみんなが輝く地域づくりを推進されますようご祈念いたします。

(市報おばなざわ11月号掲載)