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新たにつくったルートに挑戦!
御堂森「山の日」記念登山

 8月10日、「細野の山を愛する会」主催の第5回御堂森「山の日」記念登山が行われました。
 御堂森(おどうもり)は、市内常盤地区細野にある標高1,057メートルの山で、やまがた百名山にも認定されており、春にはイワウチワの群生を見ることもできます。
 これまで整備してきた登山道に加え、今年新たなルートを整備し、国土地理院に登録されました。今回はそのお披露目も兼ねた登山となり、44名の参加者は夏空の下、周囲の山々や登山道脇の植物など、これまでのルートでは見ることのできなかった御堂森の景色を楽しんでいました。
 今回の登山コースは、全長およそ9.5km、所要時間は登りと下り合わせて約8時間の行程。途中かなり急な斜面があるなど、難易度が高く、猛暑となったこの日は特に厳しい環境でしたが、長い道のりを終え無事帰着した参加者は、大きな達成感と、清々しい気分を味わっていました。

 

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常盤地区細野に8月限定産直オープン
ほその村ミュージアム

 8月8日、常盤地区細野に8月限定で産直「ほその村ミュージアム」がオープンしました。
 尾花沢市元気な地域づくり交付金を活用して農作業小屋を改修し、1階「山で採れたバッグ展」には細野産の米やトマト、工芸品が並び、2階「吉田はつみ Wearble Art 着にくい服展」ではデザイナーの吉田はつみさんのアクセサリーや洋服が展示・販売されました。
 オープン初日は、市内外から人が訪れ、鮮やかな色のワンピースや、ブレスレット、篭などを見て回り、お店の人とのやり取りを楽しみました。
 産直オープンのきっかけは、アーティストとして国際的に活動してきた吉田さんが細野地区に移住してきたこと。吉田さんは地区の方と話すうちに農作物も服やアクセサリーと同じ作品の1つだということに気づき、地域の方と協力して農作物と服が販売された「ほその村ミュージアム」がオープンしました。

 

ニュース特急便 2020年8月 (1)

人…?と思ったらかかし
西原「かかしの郷」で人口?増加中!

 市内福原にある西原地区では、昨年から「かかしの郷」による地域づくりを行っています。テーマは「さる くま 追い払い かかし大作戦」。
 高齢化が進み、近所付き合いも希薄になっていている中、西原地区親睦会の溝越会長が地区内を散歩しながらどうしたら地域が元気になるか考えていたところ、あるお宅の畑で、農作業中のおばあちゃんと見間違うほどのかかしを発見。このユニークなかかし作りを地区全体に広めてしてはどうかと提案しました。
 本物の人と見間違うほどのリアルなものやコロナ撃退などの世情を反映したものなど、個性的なかかしが地区内にたくさん立ち始はじめ、2年目となった今年は約70体ほどに増えました。
 この事業をきっかけに共通の話題ができ、地区民同士の会話や交流の場が増えました。また、このかかしを立てるようになってから、田畑への鳥獣被害も減っているそうです。
 西原地区公民館には「かかしマップ」を立てて、地区内に点在するかかしの場所を案内しています。人なのか、かかしなのか?!気になる方はぜひ西原地区へ訪れてみてください。

 

ニュース特急便 2020年8月 (1)

手づくり体験で夏の思い出を
夏休み子ども体験教室

 8月7日、宮沢地区で夏休み子ども体験教室が開催されました。
 宮沢地区公民館に集まった参加者13人は、ステンドグラス風ランプシェード作りを行いました。様々な色のセロハンを動物やハート形など思い思いの形に切り取って透明板に張り付け、テント形に組み立てると、子どもたちの夢が具現化されたような個性的なランプシェードが完成。出来上がったランプに明かりを灯し、参加者同士で見せ合っていました。
 その後、市野々集落に移動し、窯焼きピザ作りに挑戦。「山刀伐窯の会」の方々から指導を受けて、尾花沢産小麦で作ったピザ生地にトマトやパプリカなど旬の野菜をトッピングし、窯の会自作のピザ窯で焼いてもらいました。焼きあがったピザは熱々で香ばしく、あっという間に完食。普段食べるピザの味とはとはまた一味違っていたようです。
 新型コロナウイルスの影響により例年よりも短い夏休みですが、楽しい夏の思い出づくりができました。