220201009172826.jpg

今年もおいしい尾花沢そばを期待!
徳良湖畔で「そば豊作祈願祭」開催 

 尾花沢そば研究会「ゆう遊三味会」は、「原種最上早生(げんしゅもがみわせ)」の栽培からそば打ちまで、研鑽を積みながら「オール尾花沢産」のそばを提供しようと頑張っています。
 ゆう遊三味会では、平成12年から徳良湖畔にある高宮農場から10ヘクタールを借りて、お店で提供するそばを栽培してきました。ここに植えられている種子は、市内玉野地区にある宝栄牧場で雑種交配されないように育てている「原種最上早生」。これを市内で栽培することにより、交じりっけなしの「尾花沢産原種最上早生」になります。
 9月28日、このそば畑で豊作祈願祭が行われました。
 今年は新型コロナウイルス感染症防止のため、「新そばまつり」は中止になってしまいましたが、「おくのほそ道尾花沢そば街道」の加盟店9店舗では、11月頃から原種最上早生の新そばが提供されます。「挽きたて・打ち立て・茹でたて」の香り高いそばをぜひ味わってみてください。

 

ニュース特急便 2020年9月 (3)

名木沢豊年田植え踊り
名木沢地区に伝わる伝統継承 

 9月23日、福原小学校で、クラブ活動の一環で名木沢田植え踊りの練習が行われました。名木沢田植え踊りは、明治時代には既に存在していたとされ、名木沢地域に受け継がれてきた踊りです。男踊りと女踊りがあり、かつては男性がおしろいを塗り口紅を引いて女踊りを、女性が男踊りを踊っていました。踊りの振り付けは、田植えや稲刈りの動作を表し、田を耕して平している場面や、くるっと回って種をまいている様子が表現されています。
 今回は、名木沢田植え踊り保存会の方を講師に迎え、福原小学校の4、5年生の6人が伝統の踊りに挑戦。先生たちから、「今の踊りよりずっとゆっくりだから簡単だよ」「段々と動きも大きくそろってきたね」などとコメントをもらい、1時間ほどの練習で全員が踊れるようになりました。10月28日にも2回目の練習が行われ、11月4日の小学校の朝礼でお披露目するそうです。

 

ニュース特急便 2020年9月 (3)

おもだか保育園 光る絵本展
保育園にプペルバスがやってきた 

 9月17日、絵本「えんとつ町のプペル」をテーマにした「プペルバス」がおもだか保育園を訪れました。バスの外装には絵本のキャラクター、ゴミ人間のプペルとえんとつ掃除屋の少年ルビッチのイラストが描かれており、バス内部では41枚の光る絵が展示されました。今回の展示は、水害で被害を受けた地域を勇気づけようと企画され、照明を落とした暗い車内に入った園児は光っていてきれいと、絵本展に見入っていました。

 

ニュース特急便 2020年9月 (3)

住宅に被害を受けた市民へ
7月豪雨災害義援金を贈りました 

 7月28日の豪雨により、市内では農地への浸水、土砂崩れや道路路肩崩壊など、様々な被害が出ました。また、最上川増水により福原地区の住宅では、床上浸水2軒、床下浸水2軒の被害も受けました。
 このたび、日本赤十字社より山形県を通じて尾花沢市に今回の豪雨災害義援金が配分され、尾花沢市に直接いただいた義援金と一緒に、今回被害のあった住宅4軒へお届けすることになりました。
 9月17日、菅根市長が被害のあったお宅を訪れて義援金を手渡し、被害状況をお聞きしながら被災者をいたわりました。