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芭蕉ゆかりの道を花で飾って
市野々地区山刀伐峠(なたぎりとうげ)花いっぱい運動 

6月7日、市内市野々地区で花いっぱい運動が行われ、県道28号線(尾花沢最上線)の道路沿いと、山刀伐峠の登り口付近に、花苗約1,200本が植えられました。
 地区民は、県道沿いに設けた数カ所の植栽場所にグループごとに分かれ、それぞれの場所で土を盛ってビニールシートを張り、サルビア、ベゴニアなどの苗を植えていきました。また、松尾芭蕉が通ったとされる山刀伐峠にも植栽。獅子沢川公園にある峠の登り口付近の道端を、色鮮やかな花々で飾りました。
 10年以上続けている市野々地区山刀伐峠花いっぱい運動は、花の植栽を通して地区民同士のふれあいの機会にもなっています。
 県道28号線を通った際は、道路脇の花々にも目を留めてみてはいかがでしょうか。

 

ニュース特急便 2020年6月 (1)

山の安全を祈願
翁山山開き神事が行われました 

 6月7日、市内宮沢地区にある「翁山(おきなさん)」の安全を祈願し、山開き神事が宮沢地区公民館敷地内で行われました。
 毎年山開きに合わせて登山イベントを開催していますが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止のためイベントは中止とし、地元関係団体の代表者に出席者を限定して神事のみ行いました。
 翁山は、山形と宮城との県境に位置する標高1,075mの山で、「やまがた百名山」の一つに認定されています。また、登山客が翁山を安全に登ることができるように地元団体「翁山を愛する会」のメンバーが林道や登山道を整備を行っています。
 これからの季節はサンカヨウやギンレイソウが咲き、夏にはヤマユリの群生も見られます。
 山に登る際は登山の備えを万全にし、登山届を提出の上、天候に注意して無理せず楽しみましょう。

 

ニュース特急便 2020年6月 (1)

緑の募金活動
尾花沢中学校より市へ受け渡しが行われました

 6月5日、尾花沢中学校の生徒2名(菅野柚杏さん、齋藤雅さん)が市役所を訪れ、中学校で集めた「緑の募金」26,346円を市長に手渡しました。
 菅野さんと斎藤さんは尾花沢中学校でボランティア活動を行うJRC委員会の委員長と副委員長。新型コロナウィルスの影響で学校が休校となっていたため、学校再開後短い期間での募金活動でしたが、地域貢献のためと思って全校生徒に呼びかけし、生徒全員で協力して善意が集まったとのことです。
 緑の募金は、身近な環境の緑化から森林整備、緑の普及啓発活動、森林環境教育などの様々な事業に役立てられています。
 尾花沢市では、市内各所で行われている募金活動で寄せられた募金を、公共施設等の緑化に役立てており、その一部は市内各小中学校にも配分しています。

 

ニュース特急便 2020年6月 (1)

温かい善意ありがとうございます
竹八アルコール消毒液を寄贈

 6月3日に中華料理「竹八」店主の佐藤満氏が市役所を訪れ、アルコール消毒液(4.8ℓ)を12本贈呈されました。佐藤満氏は「コロナウイルスの影響で店が暇になるかと思ったが、出前券など市の様々なコロナ対策で救われました」と述べられ、市長は「感染防止が重要となる中、必要な物なので非常にありがたい」と感謝を伝えました。
 いただいた消毒液は公共施設の消毒等の感染防止に活用させていただきます。

 

ニュース特急便 2020年6月 (1)

地元で生まれた「幻の米」を育てよう
宮沢小学校5・6年生田植え体験

 6月1日、宮沢小5・6年生8名が、小学校前県道沿いの田んぼで田植え体験を行いました。
 植えた苗は昭和35年に尾花沢で誕生した「さわのはな」。栽培が難しいなどの理由で作付けが減少し「幻の米」ともいわれていますが、宮沢では原種保存や米の活用などに積極的に取り組んでいます。
 子どもたちは、農事組合法人「魁(さきがけ)」の皆さんの指導を受けながら、膝まで泥に浸かり初めての田植えを楽しんでいました。